香集寺(こうしゅうじ)の石造物 [石造物]
香集寺
名称 | 香集寺(こうしゅうじ) |
所在地 | 前橋市上小出町3丁目1−13 |
史跡指定 | なし |
備考 | 珍しい室町時代末期のものと思われる「地獄の責め具」があります。 |
如来塔:この地域の道端、畑の畔、藪の中に供養されずに放置されていた石塔、五輪塔、石仏を集め供養している。戦国時代から室町時代のものが多いらしい。
地獄の責め具 ・浄玻璃鏡・人頭杖・業の秤(室町時代末期につくられたと思われています。)
浄頗梨鏡(じょうはりきょう):閻魔が亡者を裁くとき、善悪の見きわめに使用する地獄に存在するとされる鏡である。
人頭杖:閻魔王が持つ杖で、杖の上には「見る目」「嗅ぐ鼻」の2つの頭部が乗っていて、閻魔王がめいどで死者を裁く際に善悪を感知する。
業の秤(ごうのはかり):地獄にで亡者の罪業をはかる秤。
芭蕉の句碑「樫の木の花にかまはぬ姿かな」
芭蕉の句碑「しはらくは華のうへなる月夜かな」
無耳庵蓮阿の句碑「ゆふがほの花のあたりはくれにけり」
無満の歌碑「枝鳴らすかぜはみ山のおくも吹くよし世の中にみみやおほはん」安政2年(1855年)建立