珊瑚寺の石造物Ⅰ [石造物]
珊瑚寺
名称 | 珊瑚寺の板碑と宝塔 |
所在地 | 前橋市富士見町石井1227 |
史跡指定 | 市指定重要文化財 |
備考 | 珊瑚寺は鎌倉時代初期に梶原影時(平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての武将で、石橋山の戦いで、洞穴に潜んでいた源頼朝を救ったとされる。)の愛人と、おわれた女性が尼となり、父子の鎮魂のために移り住み、尼寺として広まったとされています。 |
後方の板碑は上部が破損、右が上部の阿弥陀種字と思われる。下部には阿弥陀三尊の観音種子(右)、勢至種子(左)が蓮座に刻まれている。「正和二二?年(1335)、乙卯、十月三日、沙弥定蓮生年、七十二首時往生」
三基の板碑は「正和二二(四二)(1315)、建武元年(1334)、建武二年(1335)」の紀年銘が刻まれている。(説明板より)
多宝塔は、赤城型に属し、南北朝時代のものと推定されている。中世における法華経信仰の遺物である。(説明板より)
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