薬師様と筆子塚・路傍の守り神(田口町) [石造物]
薬師様と筆子塚
名称 | 薬師様と筆子塚 |
所在地 | 前橋市田口町 |
史跡指定 | なし |
備考 | 田口町自治会・歴史散歩の会標柱5が立てられています。 |
薬師如来「文化二年(1805)十一月 薬師講、新町中、田口村中、関根村中、荒牧村、横室村、真壁村、米野村、中箱田村、下箱田村、川端村」
「田口町に残っている昔の様子を伝えるもの」によると、ある時薬師如来を近くの宝林寺に納めることになり、村民が大勢で運んだが、この土地を離れるのを悲しんでとても重くなり、何かと思いがけない災難が続いた。村民たちは、これは薬師様のたたりに違いないと思って、元の位置に移したところ、今度は軽くなり、簡単に戻ってしまったと伝えられている。
塩原慎斎の筆子塚「嘉永五年(1852)八月」
「田口町に残っている昔の様子を伝えるもの」によると、慎斎は文化三年(1806)田口に生まれ、江戸で医学を研究し、書道にも優れていた。帰郷後、医を開業し、そのかたわら近隣の人々の願いもあり、寺子屋を開き弟子の教育を行った。この筆子塚は弟子達が建立したもので、事前に師匠様に相談せず、無断で造り碑文をお師匠にお願いした。台石には弟子達の名も連記されている。
路傍の守り神
名称 | 馬頭観音像 |
所在地 | 前橋市田口町 |
史跡指定 | なし |
備考 |