中筋遺跡 [古墳]
中筋遺跡 (群馬県指定史跡) 渋川市行幸田
榛名山二ツ岳の大爆発で6世紀初頭の秋の噴火で埋もれた中筋遺跡と6世紀中頃の爆発で子持村の黒井峯遺跡が埋もれた。1回目の6世紀初頭の噴火で榛名山からの火砕流が中筋のこの地域をおおいつくし、1986年の発掘まで、火砕流に覆われ、古墳時代の集落の様子(竪穴住居跡4、平地式住居3、畠跡、祭祀遺構2、垣根跡、古墳)をそのまま保存していました。多くの遺跡は長い期間の風雪に耐えながら埋まるので地表はほとんど削られるが、中筋遺跡では厚い火山灰で覆われたため、当時の建物の形や、建物の材料など地表の様子が変形を受けずに残っていました。(2回の噴火による噴出物層は3m以上))
竪穴住居と平地式住居は、竪穴住居は冬、平地式住居は夏と季節住み分けていたと考えられています。
平地式住居
竪穴住居
2017-01-05 14:34
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