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内堀M-1号古墳、 荒砥村第57号古墳 [古墳]


内堀M-1号古墳


M-1P1.jpg 東より


名称 内堀M-1古墳、荒砥村第57号古墳(上毛古墳総覧)

史跡指定 なし

所在地 前橋市西大室町2269,2273-2

古墳群 大室古墳群

築造年代 6世紀後半

墳形 帆立貝式古墳

大きさ 主軸長35.2m、後円部径26.4m、高さ3.1m

前方部:幅17.8m、全長6.5m、周溝を含めた長さは37.4m

後円部:幅は28.6m、堀の外側まで含めると38.8m(後円部は歪んだ円

形を呈し南北に長い)

葺石

埴輪の配列 墳丘東側では基壇上に約3m間隔で円筒埴輪列

周溝 周堀が円形に

埋葬施設 横穴式両袖型石室、南北6.8m×東西5.7m(石材の痕跡と、石室掘り方の調査)

深さは奥壁付近で1.5m、入口付近で0.7m

玄室部全長約4m、奥壁部幅2.5m、羨道部長1.8m、幅1.36mと推定

石棺

出土遺物 師土器片7、須恵器片1、埴輪片153、形象埴輪と円筒埴輪片、靱や、大刀の破片

副葬品思われる鉄斧、鉗子、袋状鉄斧、小刀など

石室入口部左から墓前祭りで供献されたと推定される土師器の杯が7個出土。

埋葬主体部を取り囲むように大刀、盾、靱、騎などの器材埴輪群が配列されていた。

くびれ部から円筒埴輪2、馬、家など多くの形象埴輪群が検出。

埴輪の出土はくびれ部付近と、前方部前面が多く、盾及び盾持ち人の埴輪、形埴輪、 本古墳の被葬者と思われる冠帽を被った男子像の埴輪などはがこの付近から出土。

墳頂部から須恵器の大甕(太田金山窯杜群の製品)

備考 埋葬主体部は既に石材の殆どが動かされ、炭窯などで利用たと思われる。

墳丘は山寄せに構築され、後円部北側、東側、埋葬主体部の前面の後円部の南側の3 箇所に周溝を掘り残した所謂、渡り状施設が設けられていた。

 

内堀M-1号墳_001.jpg 南より

内堀M-1号墳_004.jpg 南西より

M-1測量図.jpg

 参考文献、図の出典:内堀遺跡群Ⅱ 大室公園整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査概報 前橋市埋蔵文化財発掘調査団(1989

 


 
 

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