前山古墳、滝川村第2号墳 [古墳]
前山古墳、滝川村第2号墳
南東より
| 名称 | 前山古墳 滝川村第2号墳（上毛古墳綜覧） |
| 史跡指定 | なし |
| 所在地 | 高崎市下滝町 |
| 古墳群 | 下滝古墳群 |
| 築造年代 | 竪穴式主体部：６世紀前半以前 横穴式主体部：６世紀前半 |
| 墳形 | 前方後円墳、２段構成 |
| 大きさ | 全長（１３０尺）、高さ：前方部（２５尺）、後円部（３０尺） １９６６年調査時主軸長47ｍ、前方部：幅35ｍ、高さ4.3ｍ。後円部径28ｍ、高さ4.3ｍ |
| 葺石 | やや扁平な川原石（輝石安山岩の転石が主体） |
| 埴輪配列 | 墳丘全体を取り囲んでいたと思われる。 |
| 周溝 | |
| 埋葬施設 | 両袖式横穴式石室（後円部中央）、羨道、前室、玄室から構成されていた。 石室内部床は径約5ｃｍの玉砂利が敷かれていたと思われる。 |
| 石棺 | |
| 出土遺物 | 墳丘から土師器片 琥珀製栫A玉、銀製丸玉、金環、大刀、小刀、頭椎、鉄鏃、長頸鏃、鍔、刀子、壺鐙、馬鐔、鈴、鏡板、杏葉、雲珠、鞍、轡、辻金具、須恵器など |
| 調査歴 | １９２９年（大正４年） 鐙、鈴が帝国博物館所蔵 1981年 天井石は１石もなく、壁石も多くを失っていた。 |
| 備考 | 石室は既存の前方後円墳の墳丘を利用して、後世に再利用したもので、最初の墳丘は埴輪円筒列、川原石による葺石、周掘りを備え竪穴系の主体部と思われる。 |
北より
墳丘測量図（出典：群馬県史資料編3）
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