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金冠塚古墳/上陽村第14号古墳 [古墳]


金冠塚古墳


 

金冠塚古墳p1.jpg 西より

 

名称 金冠塚古墳/上陽村第14号古墳(上毛古墳総覧)

史跡指定 前橋市指定史跡

所在地 前橋市山王町1丁目

古墳群 朝倉・広瀬古墳群

築造年代 6世紀後半

墳形 前方後円墳 2段構成

大きさ 全長約56m、後円部径約37m、前方部幅約6

葺石 基壇部と上段部に葺石の根石

埴輪の配列  円筒埴輪、朝顔形埴輪、盾形埴輪、靱形埴輪、家形(堅魚木のみ)埴輪、

馬形埴輪、男子像埴輪、女子像埴輪、大刀形埴輪

周溝 楯形周濠

埋葬施設 両袖型横穴式石室、後円部に南西向きに開口

大きさ奥行2.4m、幅3.6m、玄室壁体に榛名山二つ岳噴火による角閃石安山岩を5

面加 工した石が積まれていた。

石棺

出土遺物 須恵器の大甕破片、円筒埴輪、形象埴輪、金銅製冠、大帯、衝角付冑、

金銅製大刀、鉄地金銅張の馬具、碧玉製管玉、瑪瑙製管玉、金銅製天鰍。

鉄鉾、鉄石突は国立博物館で展示されている。

備考 金銅製の冠が出土したことが金冠塚の由来に

金銅製金冠は新羅の古墳出土品に似ていることから、朝鮮文化の影響が考えられ、

すぐ近くの八幡山古墳が前方後方墳で新羅系であることから、継体天皇の東国平定

の時に動員された、新羅系の人物の墓とも思われる。

 

金冠塚古墳p2.jpg 北より

 

 


 

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